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うちの娘は育てにくい

癇の強い子=いわゆる“育てにくい子”の育児日記

うちの娘は育てにくい

育児 うちの子こんな子 回顧録
というストレートなブログタイトルで敬遠する人もいるかもしれない。
けれど、私は実際に人から言われた。娘は“育てにくい子”だと。そして、そう言われたことで私は救われた。

とにかく寝ない。何かというと大泣きして泣き入りひきつけを起こす。すぐに癇癪を起こして金切り声を出す。手足をいつもバタつかせ、授乳中や寝入り端まで暴れる。そんな娘に新生児の頃から私は漠然と“育てにくさ”を感じていた。その度に自分の娘をそんな風に思う自分が母親失格なのだと自己嫌悪と情けなさで泣いた。
そんな話を人にすると言われることは大体同じだった。赤ちゃんは泣くもの。声を出すのは元気な証拠。今が一番大変。じきに楽になる。他のお母さんもみんな頑張ってる。色々な人にそう言われる度、私の我慢が足りないんだ、他のお母さんはこの程度で音を上げないんだ、大変なのは今だけなんだと言い聞かせ、必死に娘を育ててきた。

けれど月齢を重ねて多少落ち着いた部分もあるものの、成長することで手が掛かることはむしろ増えた。何より、娘のような子に会ったことがなかったし、見かけたこともなかった。
「私の育て方が悪いんだ」と、鬱屈した気持ちで子育てをしていたある日、ひとりの保健師さんに言われた。「この子は育てにくい子かもしれないね。この子の個性で育て方のせいじゃない。お母さんは頑張ってるよ」と。
母親が自分の子を“育てにくい”と思ってはいけないと思っていた。それに、うちの子が“育てにくい”はずがないと思いたかった。そんなこだわりや縛りから解放された言葉だった。

以来、育児本のような笑顔いっぱいのバラ色育児はうちではできないと色々吹っ切れたし、諦められた。今、娘は7ヶ月。まだ時々ささやかな期待をしてしまい壁にぶつかることもあるけど、母も子も少しずつ成長している。

このブログで育児本には載っていない娘の育児のことを少しずつ書いてみようと思う。